五線の宇宙人

音楽教室をしているとまとが、日々の生徒さんとの格闘を書いています。
発達障がいのお子さんが多いので、その子の特性や、お母さまとの関わりをとまとなりに斬っていきたいと思います。

発語のない生徒さんのレッスン

うちの教室では、障がいの有無に関わらず、生徒さんの受け入れをしています。

我が子が発達障がいを持っているので、間口は広く、お迎えしています。


今日は、わざわざ南区から、うちの広島市郊外の教室まで通ってくれることになった、ゲンキくんの初レッスンでした。


体験レッスンで気に入って聞いてくれた、勇気100%を、早速リクエスト。言葉では伝えにくいゲンキくんですが、一生懸命、100%.100%.と、私に促してきました。


言葉でのコミュニケーションは難しいです。でも、いいたいこと、いわれていることの理解ができています。

病院で作業療法をするらしいですが、なにをするんだろう?楽しんでできたらいいなぁと願っています。


私のレッスンは、発達に働きかけるようなレッスン、というよりは、頭に残ってくれるレッスンをこころがけています。私は保育で発達や障がいをまなび、音大で音楽療法をまなびましたが、正直、その子の特性を知ることが私のいちばんの仕事なので、今なにができるか、今からなにをしてもらいたいかを組み立ててかんがえます。障がいの有無は関係ないです。


とはいっても、コミュニケーションのとれないゲンキくんと、これからどうやって学びを深めてもらおうかと思いましたが、発達を待ち、待ちつつも働きかけを続けて無理をしないレッスンをしていこうと、抽象的ではありますが、方向が固まりました。


いちばんの仕事は、はじめての発語。2語文をめざして、歌を歌っていこうと思います。

もうひとつは、はらぺこあおむしを

一緒にきいて、ゆくゆく歌えるようにしていくこと。ゆびさしながら、歌えるといいなあ。


来週はどんな方向ができるでしょうか。

楽しみです。